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突板とは?

  • 1月28日
  • 読了時間: 4分

更新日:6月5日


突板を貼る手

突板(つきいた)とは


突板とは、天然木を0.2〜0.6mm程度の薄さにスライスした木材のことです。


英語では「Veneer(ベニア)」と呼ばれ、天然木の美しさを活かしながら木材資源を効率的に利用できる素材として、家具・建具・壁面材・ホテルや店舗の内装など世界中で幅広く採用されています。



なぜ突板という技術が生まれたのか


突板

美しい木材ほど希少で高価です。


古くから職人たちは、限られた木材を無駄なく活かすために、

木を薄くスライスして家具や建築物に利用してきました。


その技術から生まれたのが「突板」です。


「突板って、薄い木ですよね?」


確かに突板は0.2mm前後しかありません。

しかし、薄いから価値が低いわけではありません。


むしろ突板は、木の最も美しい部分だけを効率よく取り出し、

その魅力を最大限に活かすための素材です。


また、無垢材には反りや割れといった木本来の性質があります。

突板はそうした特性を理解したうえで、

安定して長く使えるように考えられた素材でもあります。


つまり突板は、単なる節約技術ではなく、

希少な木材の美しさをより多くの人に届けるために発展してきた、

合理的で贅沢な木材利用の技術なのです。



実は、身の回りは突板だらけ


高級家具、店舗の内装、住宅の建具。


「無垢材に見える」と言われるものの多くに、実は突板が使われています。


それは妥協ではありません。


見た目の美しさ、性能、コスト、

そして資源の有効活用を総合的に考えた結果として選ばれているのです。


突板は、長年にわたり多くの空間で採用されてきた“選ばれる木材”でもあります。




私たちが突板にこだわる理由


HIROMEIでは創業以来、天然木突板の製造に携わってきました。


私たちが大切にしているのは、「木を最後まで使い切る」という考え方です。


一本の木が育つまでには何十年もの時間がかかります。

だからこそ私たちは、

その木が持つ美しさをできる限り無駄なく活かしたいと考えています。


原木

HIROMEIは突板を製造するだけではありません。

自ら原木の買い付けも行い、樹種や木目、色合い、品質を見極めながら素材を選んでいます。



HIROMEI の製品づくり


どんな木にもそれぞれ個性があり、同じものは二つとありません。


その木が持つ魅力を最大限に引き出すために、

原木選びから製造まで一貫して向き合っています。



突板は一本の丸太から何十倍もの面積を生み出すことができる素材です。


私たちはこの技術を、「木を成仏させる技術」だと考えています。


木を単なる材料としてではなく、最後まで価値ある形で活かし続けること。


それがHIROMEIのものづくりの原点です。




木目だけではなく「年輪」まで活かす

年輪突板

一般的な突板は木目の美しさを活かします。

一方でHIROMEIでは、木が生きてきた時間そのものを表現するために、年輪を意匠として活用した「年輪突板」を製作しています。

その技術から生まれたのが、壁面アートブランド 「Radial Square」 です。

一本の木が刻んだ年月を、空間の中で楽しむ。

それもまた、突板だからこそ実現できる表現です。



よくある質問


Q. 突板は本物の木ですか?

はい。天然木を薄くスライスした素材です。


Q. 突板は剥がれますか?

適切な施工と使用環境であれば長期間使用できます。


Q. 無垢材より安いのですか?

一般的には安価になる場合が多いですが、樹種や加工方法によって異なります。


Q. 突板と木目シートの違いは?

突板は天然木、木目シートは印刷または樹脂素材です。



まとめ


突板は「無垢材の代用品」ではありません。

木の美しさを引き出し、安定して長く使うために生まれた、

合理的でありながら贅沢な素材です。


そして私たちHIROMEIは、

その技術を通じて木の価値を最後まで活かしたいと考えています。


もし「突板=薄い木」というイメージだけで止まっていたら、

ぜひ一度、見方を変えてみてください。


そこには、木を無駄なく活かすための知恵と、

長い年月をかけて育った木への敬意が込められています。

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