top of page

レオ(ニューギニアウォールナット)材の木目と特徴|深みのある褐色と、有機的な揺らぎを持つ静かな銘木

  • 5月14日
  • 読了時間: 3分

レオ(ニューギニアウォールナット)は、深みのある褐色と、やわらかく揺らぐ木目を持つ木材です。

一見するとウォールナット系の落ち着いた銘木。しかし近づくと、均一すぎない色の濃淡や、有機的に流れる杢目が現れます。


重厚でありながら、どこか南国材らしい湿度感を持つ——

そんな独特の空気感を備えた素材です。


レオとは?

レオは、日本では「ニューギニアウォールナット」の名称で流通することが多い木材です。


主にパプアニューギニア周辺で産出され、ウォールナットに似た落ち着いた色調から、この名で呼ばれています。


  • 分類:広葉樹

  • 産地:ニューギニア周辺

  • 色味:赤褐色〜ダークブラウン

  • 印象:深み・有機的・静かな高級感


北米ウォールナットほど硬質ではなく、より柔らかく自然な表情を持つ点が特徴です



レオ材の木目の特徴



① ゆるやかに流れる、有機的な木目

レオ材の魅力は、直線的すぎない木目にあります。

ゆるやかな波状杢、自然に揺らぐ繊維感、場所によって変化する濃淡。

均一ではないからこそ、空間に静かな奥行きを与えます。

ナラやタモのように“木目を見せる”というより、面として空気感をつくる木です。


② 赤褐色の深みと、やわらかな艶感

レオ材は、ウォールナット系の落ち着きを持ちながら、

わずかに赤みを感じる色調が特徴です。

  • チョコレートブラウンの深み

  • 赤紫を帯びる部分もある

  • オイル仕上げで艶が増す

という特徴があります。

光を強く反射するというより、内部に吸い込むような落ち着いた質感があります。


③ 柾目・板目で印象が変わる

レオ材は、木取りによって表情差が出やすい素材です。

  • 柾目:静かで端正

  • 板目:揺らぎが強く、有機的

  • 杢が出ると独特の高級感


    そのため、突板では一枚ごとの個性を見る楽しさがあります。




レオ材の物理的特徴

  • 硬さ:中程度

  • 重さ:やや軽め〜中程度

  • 加工性:良好

比較的加工しやすく、家具・内装材・突板用途でも扱いやすい木材です。

一方で、

  • 色差が出やすい

  • 日焼けによる変化がある

  • 天然材ゆえ表情差が大きい

    といった特徴もあります。




レオ材はこんな用途におすすめ

  • 高級家具

  • ホテル・ラウンジ空間

  • 壁面パネル

  • 突板仕上げ

  • 落ち着いた店舗内装

  • 和モダン空間

    特に、「重すぎないダークトーン」を求める空間と非常に相性が良い素材です。



他の色系銘木との比較

樹種

印象

レオ

有機的・柔らかい高級感

ブラックウォールナット

重厚・都会的

チーク

油分感・リゾート感

サペリ

華やかで立体的



レオ材を使う際の注意点

  • ロットごとの色差がある

  • 木取りで印象が大きく変わる

  • 経年変化で赤みが増す場合がある

特に突板用途では、実際の並びや流れを見ることが非常に重要です。

写真だけでは伝わりにくい“湿度感”のある素材でもあります。



まとめ|レオ材は「静かな深み」を持つ木

レオ(ニューギニアウォールナット)は、

深い色味を持ちながら、主張しすぎず有機的な揺らぎを感じさせる

静かな高級感を備えた木材です。

空間の主役になるというより、空間全体の温度を整えるような存在。

強さではなく、“深み”で魅せる木と言えるでしょう。

 
 
 

コメント


bottom of page