レオ(ニューギニアウォールナット)材の木目と特徴|深みのある褐色と、有機的な揺らぎを持つ静かな銘木
- 5月14日
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レオ(ニューギニアウォールナット)は、深みのある褐色と、やわらかく揺らぐ木目を持つ木材です。
一見するとウォールナット系の落ち着いた銘木。しかし近づくと、均一すぎない色の濃淡や、有機的に流れる杢目が現れます。
重厚でありながら、どこか南国材らしい湿度感を持つ——
そんな独特の空気感を備えた素材です。
レオとは?
レオは、日本では「ニューギニアウォールナット」の名称で流通することが多い木材です。
主にパプアニューギニア周辺で産出され、ウォールナットに似た落ち着いた色調から、この名で呼ばれています。
分類:広葉樹
産地:ニューギニア周辺
色味:赤褐色〜ダークブラウン
印象:深み・有機的・静かな高級感
北米ウォールナットほど硬質ではなく、より柔らかく自然な表情を持つ点が特徴です
レオ材の木目の特徴
① ゆるやかに流れる、有機的な木目
レオ材の魅力は、直線的すぎない木目にあります。
ゆるやかな波状杢、自然に揺らぐ繊維感、場所によって変化する濃淡。
均一ではないからこそ、空間に静かな奥行きを与えます。
ナラやタモのように“木目を見せる”というより、面として空気感をつくる木です。
② 赤褐色の深みと、やわらかな艶感
レオ材は、ウォールナット系の落ち着きを持ちながら、
わずかに赤みを感じる色調が特徴です。
チョコレートブラウンの深み
赤紫を帯びる部分もある
オイル仕上げで艶が増す
という特徴があります。
光を強く反射するというより、内部に吸い込むような落ち着いた質感があります。
③ 柾目・板目で印象が変わる
レオ材は、木取りによって表情差が出やすい素材です。
柾目:静かで端正
板目:揺らぎが強く、有機的
杢が出ると独特の高級感
そのため、突板では一枚ごとの個性を見る楽しさがあります。
レオ材の物理的特徴
硬さ:中程度
重さ:やや軽め〜中程度
加工性:良好
比較的加工しやすく、家具・内装材・突板用途でも扱いやすい木材です。
一方で、
色差が出やすい
日焼けによる変化がある
天然材ゆえ表情差が大きい
といった特徴もあります。
レオ材はこんな用途におすすめ
高級家具
ホテル・ラウンジ空間
壁面パネル
突板仕上げ
落ち着いた店舗内装
和モダン空間
特に、「重すぎないダークトーン」を求める空間と非常に相性が良い素材です。
他の色系銘木との比較
樹種 | 印象 |
レオ | 有機的・柔らかい高級感 |
ブラックウォールナット | 重厚・都会的 |
チーク | 油分感・リゾート感 |
サペリ | 華やかで立体的 |
レオ材を使う際の注意点
ロットごとの色差がある
木取りで印象が大きく変わる
経年変化で赤みが増す場合がある
特に突板用途では、実際の並びや流れを見ることが非常に重要です。
写真だけでは伝わりにくい“湿度感”のある素材でもあります。
まとめ|レオ材は「静かな深み」を持つ木
レオ(ニューギニアウォールナット)は、
深い色味を持ちながら、主張しすぎず有機的な揺らぎを感じさせる
静かな高級感を備えた木材です。
空間の主役になるというより、空間全体の温度を整えるような存在。
強さではなく、“深み”で魅せる木と言えるでしょう。




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