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グラナディロ材の木目と特徴|音と精度を支える、黒赤色の銘木

  • hiromei
  • 21 時間前
  • 読了時間: 3分

グラナディロは、非常に硬く、重く、緻密な性質を持つ高級広葉樹で、特に楽器材として世界的に評価の高い木材です。

黒檀に似た深い色味を持ちながら、わずかに赤みを含んだ独特の表情。静かな存在感の中に、強い緊張感を宿しています。



グラナディロとは?

グラナディロ(Granadillo)は、マメ科ダルベルギア属(Dalbergia)に属する木材で、ローズウッドの近縁種です。

  • 主な産地:中南米(メキシコ、グアテマラなど)

  • 分類:超高密度広葉樹

  • 流通量:非常に少ない(規制対象)

クラリネットやオーボエなど、木管楽器の定番素材として知られています。



グラナディロ材の木目の特徴

① 非常に緻密で、木目が目立ちにくい

グラナディロの木目は、

  • 導管が極めて細かい

  • 年輪の主張が弱い

  • 表面が均一

という特徴があります。

遠目ではほぼ単色に見え、近づくと初めて細かな木理や縞が確認できるタイプの木です。

② 黒褐色〜赤黒色の深い色味

色味は、

  • 黒に近い濃褐色

  • 赤みを帯びたダークブラウン

  • 紫を感じることもある

とても深く、光を吸い込むような印象があります。

黒檀よりわずかに柔らかく、黒檀とローズウッドの中間的な存在とも言えます。

③ 磨くことで現れる艶と奥行き

グラナディロは研磨性が非常に高く、

  • 磨くほどに艶が増す

  • 塗装を薄くしても美しい

という性質があります。

仕上げ次第では、金属や漆に近い質感を見せることもあります。



グラナディロ材の物理的特徴

  • 木材の中でもトップクラスの硬さ

  • 非常に重い(比重が高い)

  • 水に沈むほどの密度

そのため、

  • 加工が難しい

  • 刃物の消耗が激しい

  • 割れ対策が重要

まさにプロ向けの素材です。



なぜ楽器に使われるのか?

グラナディロは、

  • 音の伝達が非常に良い

  • 密度が高く、音が安定する

  • 湿度変化に強い

という特性を持ちます。

そのため、音程の安定性と響きを求める楽器に最適とされてきました。



グラナディロ材の主な用途

  • 木管楽器(クラリネット・オーボエ)

  • 高級工芸品

  • ナイフハンドル

  • 高級家具のアクセント

  • 意匠用突板(限定用途)

全面使用ではなく、機能性や象徴性を求めるポイント使いが主流です。



グラナディロ材の注意点

  • CITES(ワシントン条約)対象

  • 入手・流通に制限がある

  • 価格が非常に高い

そのため、素材背景を理解したうえで使う責任がある木材です。



黒檀・ローズウッドとの違い

樹種

印象

黒檀

漆黒・無機質・精神性

グラナディロ

黒赤色・緻密・精度

ローズウッド

色と木目の動き


まとめ|グラナディロは「機能美を極めた木」

グラナディロ材は、

  • 見た目の美しさ

  • 圧倒的な緻密さ

  • 楽器に選ばれる機能性

を併せ持つ、極めて完成度の高い銘木です。

装飾性よりも、精度・性能・緊張感を求める場面で、この木は真価を発揮します。

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© HIROMEI Co., Ltd.

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