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ホオノキ材(朴の木)の木目と特徴|白く、やさしく、静かな存在感

  • hiromei
  • 19 時間前
  • 読了時間: 2分

ホオノキ(朴の木)は、非常に淡い色味と、主張の少ない木目を持つ国産広葉樹です。

一見すると無垢で静か。しかしその奥には、確かな木の質感と、日本的な美意識に通じる余白があります。「引き算のデザイン」に向いた木として、古くから使われてきました。



ホオノキ材とは?

ホオノキはモクレン科モクレン属の広葉樹で、日本各地の山地に自生しています。

  • 主な産地:本州・四国・九州

  • 分類:国産広葉樹

  • 特徴:軽く、柔らかい

朴葉(ほおば)で料理を包む文化でも知られ、木としても、生活に近い存在です。



ホオノキ材の木目の特徴


① 木目が非常におとなしく、均一

ホオノキの最大の特徴は、

  • 導管が目立たない

  • 年輪のコントラストが弱い

  • 面としてフラットに見える

という点です。

ナラやケヤキのような「見せる木目」ではなく、木目を感じさせないこと自体が美しさになります。


② 白太主体の、明るくやさしい色味

色味は、

  • 白色〜淡いクリーム色

  • わずかにグレーや緑を感じることもある

非常にニュートラルで、光を柔らかく受け止めます。

そのため、

  • 空間を明るくする

  • 他素材の邪魔をしない

という特性があります。


③ 近づくと感じる、わずかな繊維感

遠目では無表情に見えても、

  • うっすら見える年輪

  • 繊維の流れ

があり、完全に無機質にはならないところが、ホオノキの魅力です。



ホオノキ材の物理的特徴

  • 非常に軽い

  • 柔らかく、加工しやすい

  • 刃物なじみが良い

そのため、

  • 彫刻

  • 版木

  • 下地材

  • 試作・原型

などにも使われてきました。

一方で、

  • 傷がつきやすい

  • 耐久性は高くない

という側面もあります。



ホオノキ材はこんな用途におすすめ

  • ミニマルな家具

  • 内装パネル・壁材

  • アート作品のベース

  • 突板(木目を抑えたい場合)

  • 和モダン・ギャラリー空間

「素材感は欲しいが、表現は抑えたい」そんな場面で、非常に強い味方になります。



他の白系木材との違い

樹種

印象

ホオノキ

白く、静か

マガシロ

無垢で緊張感

メープル

明るく精緻

バーチ

均一で工業的



ホオノキ材を使う際の注意点

  • 汚れが目立ちやすい

  • 傷が入りやすい

  • 仕上げで印象が大きく変わる

そのため、

  • クリア塗装

  • 表面処理

  • 使用場所の選定

が非常に重要です。



まとめ|ホオノキは「余白をつくる木」

ホオノキ材は、

  • 主張しない木目

  • 白く、やさしい色味

  • 空間を受け止める静けさ

を持つ、極めて日本的な素材です。

前に出る木ではありませんが、作品や空間を成立させる“地”として非常に優秀な存在です。

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