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突板とは?

  • 1月28日
  • 読了時間: 4分

更新日:6月19日


突板を貼る手

突板(つきいた)とは


突板とは、天然木を0.2〜0.6mm程度の薄さにスライスした木材のことです。


英語では「Veneer(ベニア)」と呼ばれ、天然木の美しさを活かしながら木材資源を効率的に利用できる素材として、家具・建具・壁面材・ホテルや店舗の内装など世界中で幅広く採用されています。



なぜ突板という技術が生まれたのか


突板

美しい木材ほど希少で高価です。


古くから職人たちは、限られた木材を無駄なく活かすために、

木を薄くスライスして家具や建築物に利用してきました。


その技術から生まれたのが「突板」です。


「突板って、薄い木ですよね?」


確かに突板は0.2mm前後しかありません。

しかし、薄いから価値が低いわけではありません。


むしろ突板は、木の最も美しい部分だけを効率よく取り出し、

その魅力を最大限に活かすための素材です。


また、無垢材には反りや割れといった木本来の性質があります。

突板はそうした特性を理解したうえで、

安定して長く使えるように考えられた素材でもあります。


つまり突板は、単なる節約技術ではなく、希少な木材の美しさをより多くの人に届けるために発展してきた、合理的で贅沢な木材利用の技術なのです。



実は、身の回りは突板だらけ


高級家具、店舗の内装、住宅の建具。


「無垢材に見える」と言われるものの多くに、実は突板が使われています。


それは妥協ではありません。


見た目の美しさ、性能、コスト、

そして資源の有効活用を総合的に考えた結果として選ばれているのです。


突板は、長年にわたり多くの空間で採用されてきた“選ばれる木材”でもあります。




私たちが突板にこだわる理由


一本の木が育つまでには、何十年もの時間がかかります。


風に耐え、雨を受け、長い年月をかけて育った木には、その木だけが持つ表情があります。


私たちは、その価値をできる限り無駄にしたくありません。

だからこそHIROMEIは、創業以来、天然木突板の製造に向き合い続けてきました。


突板は、一本の丸太から何十倍もの面積を生み出すことができる技術です。


限られた資源を有効に活用しながら、木が持つ本来の美しさをより多くの人へ届けることができます。


私たちが大切にしているのは、

「木を最後まで使い切ること」

それは単なる資源活用ではなく、長い年月をかけて育った木への敬意でもあります。



原木から向き合うものづくり


HIROMEIは、突板を製造するだけの会社ではありません。

自ら原木の買い付けを行い、樹種や木目、色合い、品質を見極めながら

素材を選んでいます。


どんな木にも個性があり、同じものは二つとありません。


だからこそ私たちは、原木選びから製造まで一貫して向き合い、

その木が持つ魅力を最大限に引き出すことを大切にしています。


原木

HIROMEIは突板を製造するだけではありません。

自ら原木の買い付けも行い、樹種や木目、色合い、品質を見極めながら素材を選んでいます。



「木を成仏させる」という考え方


私たちは、突板づくりを単なる製造技術だとは考えていません。


一本の木が持つ価値を余すことなく活かし、新たな形で未来へつないでいく技術だと考えています。


突板は一本の丸太から何十倍もの面積を生み出すことができます。

それは、木を無駄なく使い切るための知恵でもあります。


木が生きてきた時間を無駄にせず、その美しさを次の世代へ受け継いでいくこと。


私たちはその想いを、

「木を成仏させる」

という言葉で表現しています。


それがHIROMEIのものづくりの原点です。



木目だけではなく「年輪」まで活かす


私たちは、木目だけではなく、

「木が生きてきた時間そのものも活かせないだろうか」

と考えました。

そこで生まれたのが、年輪を意匠として活用する「年輪突板」です。

年輪突板

その技術から生まれたのが、壁面アートブランド 「Radial Square」 です。

一本の木が刻んだ年月を、空間の中で楽しむ。

それもまた、突板だからこそ実現できる表現です。


よくある質問


Q. 突板は本物の木ですか?

はい。天然木を薄くスライスした素材です。


Q. 突板は剥がれますか?

適切な施工と使用環境であれば長期間使用できます。


Q. 無垢材より安いのですか?

一般的には安価になる場合が多いですが、樹種や加工方法によって異なります。


Q. 突板と木目シートの違いは?

突板は天然木、木目シートは印刷または樹脂素材です。



まとめ


HIROMEIにとって突板は、単なる木材製品ではありません。

一本の木が生きてきた時間を無駄にせず、その価値を次の世代へつないでいくための技術です。

私たちはこれからも、原木と向き合いながら、木を最後まで活かすものづくりを続けていきます。

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